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2018年度2学期終業式 高校校長 訓話

 

 おはようございます。

 2学期を終えるにあたって話をします。何を話そうかと考えました。いろいろと話しても忘れてしまいますので1つに絞りました。

 2学期をふり返るということです。1学期の終業式にも「1学期をきちんとふり返ってほしい。課題が見つかるはず」という話をしました。大切なことですのでもう一度繰り返そうと決めました。
 2学期のPMを見直してみましょう。それぞれの項目についてどのように取り組んできたのかをふり返ってください。きちんと実行できたこと、実行できなかったこと、とりあえず終わらせたことなど様々でしょう。そうすると、こうしておけばよかった、次はこうしようという点が多々見つかるはずです。みなさんは毎週金曜日に先週のふり返りをしていますから一度はそう思ったはずです。しかし、次から次へとやることがありますのでよほどのことがないと忘れてしまいます。忘れていないのかもしれませんがそのままやりすごしてしまうことも多いでしょう。ですからここでもう一度「課題点、改善すべきこと」を洗い出してください。具体的に書き出して考え直してください。きちんと考え直さないとまた繰り返してしまいますのでゆっくり時間をとって考えてください。

 もう1つ。PMを見直していると9月初めと2学期末では心の持ちようが変わっていませんか。2学期は体育祭や研修旅行といった大きな行事がありました。中学生・K1学年は先日レシテーションコンテストもありました。定期考査や行事が終わると心の持ちようが変化します。その時々、日々の変化は小さいものであっても学期の初めと終わりとでは大きく変わっていることがあります。ぜひその変化を大切にしてください。みなさんが成長したということです。「なりたい自分」に一歩近づいた証拠でしょう。

 最後に、高校3年生のみなさん。センター試験まで1ヶ月を切りました。健康管理など当たり前のことを当たり前に実行してください。不安もあるでしょうが仲間がいます。仲間とともに最後の追い込みを頑張ってください。

 それでは、実り多い冬休みになることを期待して、私の話を終わります。よいお年を。

2018年12月22日 高校校長 土屋 博文